☆ＣＲＡＶＡＮＴ　BAZARNE（クラバン・バザルネ）駅と途中駅
　

2008年4月

鄙びた田舎を走るＸ７３５００型ディーゼルを追いかけ、クラバン・バザルネ駅までパリから日帰り撮影行です。
こんな何もない所に行く人は酔狂以外何者でもありません。
初めて使う、パリのベルシー駅から出かけました。直接クラバン・バザルネまで行く列車はありませんので、２回の
乗り継ぎで、それも2時間待ちとかを挟んで、のんびりと。
AUXERRE（オウセール）駅にあった路線図です。
左上のＰＡＲＩＳと書いてある方から赤線を辿るとSENSを通って、ＬＡＲＯＣＨＥ　ＭＩＧＥＮＮＥＳ（ラロシュ・ミジェンヌ）で乗り換え
更にAUXXEREでも乗り替え、赤線を右下にたどりやっと目的地のＣＲＡＶＡＮＴ　BAZARNE（クラバン・バザルネ）に到着。
何も無いのがこの駅の良い所、ただX73500がいれば、それでいいのです。



ＬＡＲＯＣＨＥ　ＭＩＧＥＮＮＥＳ駅
PARISから最初の乗換駅、LAROCHE MIGENNESからCRAVAN方面への出発ダイヤ。
CAVANまで辿り着けるのは、７本だけ。
その日のうちに帰ってくるには大急ぎで昇りの汽車に乗らないといけません。

ＰＡＲＩＳ　ＢＥＲＣＹ駅からＣＲＡＶＡＮＴ　ＢＡＺＡＲＮＥへ向かう途中、最初の乗り換え駅ＬＡＲOCHE 　ＭＩＧＥＮＮＥＳ駅にて、Ｘ７３５００ディーゼル
のバニラ色と赤色Ｖｅｒ.に遭遇。












朝のＬＡＲＯＣＨＥ　ＭＩＧＥＮＮＥＳのヤードにたむろするＴＥＲ車輛、ｘ７３５００、７６０００など。




扇形の機関庫らしきものが見えます。ということは、その前には転車台が・・・？


ＬＡＲＯＣＨＥ　ＭＩＧＥＮＮＥＳ駅の切符売り場風景。
ここでも地元のお婆さんらしき人から列車のことを聴かれたりしました。
どうも時刻表の見方がわからないらしい。そのぐらいなら指さしで教えてあげられます。


朝の駅は人の通行と貨物列車の通行が激しいようです。ＢＢ２６０００重連（10,000馬力以上）の長い貨物列車が、恐らく
100Km/h以上は出して猛烈な勢いで通過して行く。
勿論事前のホームでのアナウンスなどはありません。




閑なのでいろいろ見て歩き写真を。メインラインではない線の状態。枕木はどんな種類の木を使っているのだろう。


待機する通勤通学電車？





朝から工事。ここでの線路横断は禁止。下をくぐる通路を利用ください、と注意書きが。


白樺らしき樹が生えているということは、結構寒い気候なのか。　　　　　　　　　　フランス名物の透明ガラス製の碍子。一つ欲しいと思っているが、なかなか落ちていない。
　



下に操作するレバーが並んでいるが、一体何をする装置なのか？


古い車両が倉庫かなにかに使われています。




ＡＵＸＥＲＲＥ駅

これまた途中の、ＡＵＸＥＲＲＥ（オウセール）駅にて。乗り換え待ち時間がたっぷりあったので、一人撮影会。
ブルゴーニュＶｅｒ．のｘ７３５００。　こちらから見るとバニラ、反対側からだと赤。






三脚を延ばして、カメラを高く掲げて、いつもの撮影。


















AUXERRE駅構内に貼ってあった近辺のＴＥＲ（地域間急行）などの路線図


駅舎と駅前広場。左奥にはレストランがあり、そこで昼食を摂りました。


自転車置き場も何気ないデザイン配慮がされています。


駅近レストラン。


毎度決まったメニューを頼みました。発音が簡単なので。


駅から30分ほど散歩。一般的な民家。
　

大きな、分別したごみを入れるポスト。
手前は空き瓶。釣り上げる金具がついている。
　

ルイ・リグレという人の記念碑。大戦の（ナチ）占領下で鉄道を守る闘争で殉職。
我が町の誇りとして建立、と書いてあります。


駅前ロータリーで見かけた光景。洒落た雰囲気。


駅のホール。正面は切符売り場の窓口。明日出かけるミュルーズまでの切符を買っておきました。
勿論、PARISからの切符です。


駅前の広場のバス乗り場ガラス壁に、財布か何かを無くしたので見つけた方は連絡を、との
メッセージ。見つかったかな？


いよいよCRAVANへ向けて出発です。
ＡＵＸＥＲＲＥ発ＣＲＡＶＡＮＴ方面行き。あ！さっきのオジサンだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

　ｘ７３５００のトイレ。トイレットペーパーのピンクが印象的

車内の切符販売機


AUXERREの次の駅。もちろん無人駅。いい形のベンチがあります。

次の駅、VINCELLES。のどかすぎる駅です。





CRAVAN BAZARNES駅

そしてついにCRAVAN BAZARNES到着。何もないところですが私にとっては遥々日本からの終着駅。


これから切り離して、それぞれの目的駅へ向かいます。


切り離しの２両の運転手。眼鏡とピアスの兄ちゃん達。

　
切り離された１輌は更にローカルなAVALLONに向かいます。行ってみたいが今日中にパリに帰れなくなるかも。


切り離されて残った一両。確か客は誰もいなかったような。これはCLAMCYへ向かいました。


CRAMCYに向かう前のひと時。


この光景を写真で見て、ここに来たくなったのです。おそらくそんな酔狂な人、日本人はほとんどいないでしょうね。




駅構内に停車中の工事資材運搬の貨車。


駅の全景。このあたりの標準的な作りの駅舎です。


廃物利用のベンチ。


そして、AVALLONSかＣＬＡＭＣＹからやってきた帰りのＸ７３５００。


しばらく停車。運転手が“運転室入れよ”とお誘い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　プラグドア、局面の合わせ目が複雑です。
　
　　

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