製造：ＡＳＴＥＲ（電動ヴァージョン）
◆実車：フランス北鉄道（ＮＯＲＤ）、複式４気筒高性能ＳＬ、有名なアンドレ・シャプロン設計の代表的な機関車。
◆模型：本来ライブスチーム製品。一部の製品を電動機関車としてアスターが販売。
キャブインテリアが電動の方がリアルに作り込まれているとか、ライブはやらないとかの理由で、複式シリンダーのバルブギア駆動が
再現されているこの機関車を購入。
アスターは電動仕様に不慣れで、あくまでもライブスチーム仕様のおまけという商品の位置づけ。
もうすこしまじめに電動仕様製品にも取り組めば、高度なＣＡＤ加工の技と相まって他を寄せ付けない製品になったのに残念です。
このことは、後続製品の２３２Ｕ－１に於いて改善はされましたが、治っていません。一機械製造メーカーの取り組みの限界を感じさせます。
悲しいながら、この観点からも日本では趣味製品で本当の意味のブランドを確立できないことを予感させます。
但し、機械加工製品としては高度な技術を基にした素晴らしいもので、アスターにしかできないものを見せています。
購入後、ディテールの追加は相当行っています。信じられない省略もあり、手にした時の落胆の大きかったことは今でも鮮明です。
ミュルーズ博物館で実車の写真をたっぷり撮ってきているので、そのうち追加加工を行うかも知れません。
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