2019年7月19日記載
ミンデン台車の例で説明します。
車体から台車を外します。 軸箱を外します。イコライザーのバネなど紛失させないように注意深く分解。
軸箱をバネ力に対抗して抑えているのは台車側のブリキの爪です。
この爪は何回も折り曲げれば当然折れます。玩具的な構造です。
軸箱の穴はφ3㎜なので、ベアリング外径まで広げました。写真のもの 適度なスラスト方向のスペーサーを挟み、軸箱に収めて前記ブリキの爪を
はφ5㎜に広げた例です。そこに５２０ベアリングをはめ込みました。 注意深く折り曲げて組み戻しました。
爪を折ってしまったり、強度に不安があるものには半田付け補強も行いました。
ベアリングは630を使用したものもありましたが、作業は同一です。
ベアリング装填前は引き出し量が３０ｇ以上の車両もありましたが、ベアリング装填後は１０ｇ程度に軽減され、レール上を慣性走行させると
一目瞭然の効果が認められます。
車両重量が１．５Kgはあるため（8両編成で１２Kg）、ベアリング効果が素晴らしく出ています。
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