1989年～1999年にかけて出張で海外に出かけた折、フィルムカメラで撮影した鉄道写真集です。
ネガも無くなり、プリントした写真の色の退色も進んで来たので、身辺整理を兼ねてデジタル化しましたので、
その一部をご紹介します。
当時、デジカメはまだ３８万画素のものが製品化されたかどうだったかという時代で、２０１９年現在２０００万画素
クラスが当たり前になったことを思うと、その変化に驚きます。
管理人が思い出に浸るだけのものですが、多少なりともご関心をお持ちの方は御覧ください。
元のプリントは廃棄し、手元には残っていません。
１９８９年 成田からロンドンへ：このページの後述です。
１９８９年 ドイツ デユッセルドルフ、イタリア ミラノへ：このページ後述です。
１９８９年 オランダ アムステルダム、ユトレヒトの鉄道博物館（１回目）
１９８９年 パリ
１９９４，１９９５年 韓国 水原（すおん） 周辺
１９９８年 オランダ、ユトレヒト鉄道博物館（２回目）
１９９８年 オランダ アムステルダムからベルギー ブリュッセルへ
１９９８年 ベルギー ブリュッセル市内
１９９８年 デユッセルドルフ
１９９８年 ロンドン
１９９８年 パリ
１９９９年 USA
成田からロンドンへ
1989年2月、私にとって初めての海外旅行、それも業務出張でした。
パスポートというものを初めて手にし、一人で成田からAIR FRANCEで飛び立ちました。
まがりなりにも管理職だったので、会社がビジネスクラスを奢ってくれて、フランス人の間に挟まってシャンパンなどを
注文して、昂ぶる気持ちに更に勢いを付けました。
時差、10時間以上のフライトなどすべてが初経験でしたが、シャンパンの酔いにまかせて楽しみました。
フランス、シャルルドゴール空港で乗り継ぎ⇒ロンドンのヒースローへ。
初めて見る、冬のシベリア。 シャルルドゴールには夜中に到着、殆ど人がいない空港の中を何とかロンドン
行きのGATEまでバスで移動。
ヒースローからは現地駐在の日本人と合流。名物タクシーでホテルへ。 初めて見るロンドン市内。
いよいよ翌日から仕事開始。特に背が高くない私でもTUBE状の車体の地下鉄は窮屈な感じでした。集電は第三軌条方式でした。
地上に出た郊外にOFFICEがあります。 コーヒーにミルクを入れてもらうとき、“White coffee please．”と言うことを最初に覚えました。
ホテルの最寄り駅。 駅構内も“TUBE”状です。
ホテルの部屋からの眺め。静かな住宅街。 朝、こんな風景が見られます。パトロール？
待ちに待ったOFF－TIMEでお上りさん見物。ピカデリーサーカスを手始めに、ロンドン市内にある交通博物館へ。
ここは、25年後プライベートでじっくり見に行きました。 WATERLOO駅。週末の夜、恋人たちの別れ風景。
WATERLOO駅ホームにて。
UK独特の顔つきの車両。どういう発想でこういう顔つきに？
駅構内は大変汚いのが印象的でした。2014年再訪時はきれいでした。
ボギー側面には第三軌条からの集電シューが見えます。
車両前面は危険周知のための黄色塗装となっています。
ホテル近くのロンドン街中のエスカレーターは木の板のステップで、“バタン、バタン”と音を立てていたのを覚えています。
何かの事情で、地下鉄の代替バス輸送の案内。 ホテル近くのバス停。
ドイツ、デユッセルドルフへ
中央駅、朝仕事前に撮影に出かけました。
“わあ！いたいた！”模型の世界のような光景が目の前に広がり、一人で興奮しながらシャッターを押しました。
朝日を受けて、120型ELが。
次々とEL牽引の通勤列車が発着します。
大好きな１０３型ELに更に興奮！
今はもう無い？ルフトハンザ急行。
市内のトラムもいろいろ走っています。
夜は旧市街の“飲み屋”で現地人に混じって本場ビールを堪能。
３、イタリア、ミラノへ24時間駆け足訪問
霧雨の中のミラノ市街。もっとじっくり写真を撮りたかったです。
この市電も味があります。 こちらの昼休みは3時間。現地人と3時間も食べて、だべりながら時間をつぶすのも
大変でした。3時間滞在したお店で。
夜はレストランで会食。イタリア版の”紅白歌合戦”をTVでやっていて、
お客そっちのけで従業員がTVにかじりついていたのが、いかにもイタリア的でした。
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